呼吸器系疾患
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喘息は主に吸入薬を使って治療します
喘息は、喘鳴(ぜんめい)といって、息が吸えない・息が吐けないなどの症状が発作的に起こる病気です。この発作は、起きる場合と起きない場合があります。また、急に発作が起こり、歩けなくなる場合もあります。
喘息の治療では、内服薬を使用することもありますが、現在は吸入薬を使用することが基本になっています。治療をおこなうことで一時的に発作は治まり、普段通りに近い生活が送れるようになることが多いです。
肺気腫の治療は禁煙から酸素療法まで対応
肺気腫とは、喫煙などが原因となり肺の組織が破壊されて、うまく息が吐くことができずに、少し歩くだけでも息切れしてしまう病気です。年齢のせいと思われがちですが、多くの場合は喫煙が原因となっています。そのため、喫煙者の方には禁煙治療をおこない、病状が進んだ場合は吸入治療を中心として薬を使用して症状の緩和を目指します。
さらに病状が進行した場合には、在宅酸素療法という酸素を投与する治療と呼吸法指導などのリハビリをおこないます。在宅酸素療法は、医療費が高額になるため障害者手帳の申請をはじめ、医療費の軽減にも努めております。
肺炎や肺結核などの重い感染症も診療
風邪やインフルエンザの一般的な感染症から、肺炎や肺結核などの重篤な病気まで幅広く診療しています。患者さまが通院できる場合は、病状や症状に合わせて抗生物質などの薬を使って治療します。一方、入院などが必要な場合は、連携先の医療機関などへ紹介するケースもあります。
肺がんの早期発見のためにCT検査に対応
肺がんの早期発見を目指し、喫煙者の方にも検診をおすすめしております。当院では院内でCT検査をおこなうことができます。検査の結果、肺がんが疑われたり、見つかったりした場合には、患者さまにご説明した後、連携先の医療機関などを紹介いたします。